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エディアカラ化石群 えでぃあからかせきぐん Ediacara biota

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知恵蔵2015の解説

エディアカラ化石群

先カンブリア時代末(約6億年前)の、世界各地の海成層から発見される化石群。最初に発見されたオーストラリア南部の地名に由来。カンブリア紀以降の化石と著しく異なる。骨格、殻、歯などの硬組織がなく、多くが扁平で、大きく成長する。かつては、クラゲ類、ウミエラ類、ゴカイ類などを含むとされたが、既知の分類に当てはまらない体系の生物とみなし、ベンドゾア生物と呼ぶ人がいる。摂食器、消化器、循環器などの内部構造が見られず、表皮を通して拡散現象で外界と物質交換をしたとみられる。一方、生物たちが動いた跡が発見され、近年では、役割により分化した細胞を持つ多細胞動物とみなす説がある。エディアカラ生物群ともいう。

(小畠郁生 国立科学博物館名誉館員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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