エヒメアヤメ

百科事典マイペディア 「エヒメアヤメ」の意味・わかりやすい解説

エヒメアヤメ

中国四国九州東アジア山地にはえるアヤメ科の多年草。花茎は高さ10cm内外で,1花を頂につける。葉は,花が終わった後長くのび,粉白緑色で薄い。花は青紫色で径3.5〜4cm。内花被片はやや小さく,直立する。愛媛県初めに知られた。タレユエソウ誰故草)の名もある。
→関連項目アヤメ

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防府市歴史用語集 「エヒメアヤメ」の解説

エヒメアヤメ

 アヤメ科の小さな花です。愛媛県で早くから知られていたので、エヒメアヤメと名前がつきました。4月上旬の1週間ほどしか花が咲きません。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のエヒメアヤメの言及

【アヤメ】より

…シャガのように外花被片にとさか状突起をもつイリスは世界に11種がある。 エヒメアヤメI.rossii Bakerは朝鮮,中国東北部や日本の北九州,四国,山陽地方に自生し,まれに見られる小型の植物で,低山地の草原に生える。茎,葉とも高さ30cm内外,花も小輪でかれんで,古くからタレユエソウの名がある。…

※「エヒメアヤメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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