誰故草(読み)タレユエソウ

デジタル大辞泉 「誰故草」の意味・読み・例文・類語

たれゆえ‐そう〔たれゆゑサウ〕【誰故草】

アヤメ科多年草。西日本の低山地に自生。葉は長さ15~25センチの線形で、基部赤みを帯びる。初夏アヤメに似た紫色の花をつける。愛媛あやめ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誰故草」の意味・読み・例文・類語

たれゆえ‐そうたれゆゑサウ【誰故草】

  1. 〘 名詞 〙 アヤメ科の多年草。本州の中国、四国北九州瀬戸内海に面した低山地に生える。根茎から二葉を生じる。葉は長さ一五~二五センチメートルの狭線形、先はとがり基部は赤みを帯びる。初夏、葉より低い花茎の頂に径約四センチメートルの紫色の花が咲く。えひめあやめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「誰故草」の解説

誰故草 (タレユエソウ)

植物。アヤメ科の多年草。エヒメアヤメ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android