エルンスト トゥーゲンハット(英語表記)Ernst Tugendhat

現代外国人名録2016 の解説

エルンスト トゥーゲンハット
Ernst Tugendhat

職業・肩書
哲学者 元ベルリン自由大学教授

国籍
ドイツ

生年月日
1930年3月8日

出生地
チェコスロバキア・ブリュン(チェコ・ブルノ)

専門
分析哲学

学歴
スタンフォード大学(古典文献学),フライブルク大学

学位
哲学博士号(フライブルク大学)〔1956年〕

経歴
ユダヤ人。ナチス・ドイツの迫害を逃れ、1938年スイスを経て、’41年ベネズエラに移住。米国のスタンフォード大学とドイツのフライブルク大学で学ぶ。’66年教授資格を得てハイデルベルク大学教授に就任。’75〜80年スターンベルクのマックス・プランク研究所で科学技術時代の生の条件について研究。’80〜92年ベルリン自由大学教授。ドイツに最も早く分析哲学を導入した一人。平和運動家、人権活動家としても知られる。著書に「フッサールハイデッガーにおける真理概念」「核戦争の危機―なぜ人はそれを見ないのか」「平和運動の合理性とその批判者の非合理性」、共著に「論理哲学入門」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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