デジタル大辞泉 「オセルタミビル」の意味・読み・例文・類語 オセルタミビル(oseltamivir) 抗インフルエンザウイルス薬の一。商品名タミフル。1999年にスイスの製薬会社ロシュが発売、日本では平成13年(2001)2月に健康保険適用となり、ロシュグループの中外製薬が製造・販売している。→ザナミビル →ノイラミニダーゼ[補説]経口薬でカプセルとドライシロップの2種があり、世界生産量の70パーセント以上が日本で使用されている。服用による異常行動が報告されたため、10代の患者への使用は制限されているが、因果関係は明らかではない。オセルタミビルが効きにくい耐性ウイルスが世界的に拡大していることが確認されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by