オナン(その他表記)Onan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オナン」の意味・わかりやすい解説

オナン
Onan

創世記』 (38・4~10) に出てくるユダ次男。長男エルの死後習慣に従ってその妻タマルのところに入ったが,生れる最初男の子に死んだ兄の名を継がせるという律法 (申命記 25・5~6) に反発して,子を得させまいと精液を地に漏したために (ここから「オナニー」の語が生れる) 神に殺されたという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android