オリブ山(読み)おりぶやま(その他表記)Mount of Olives

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オリブ山」の意味・わかりやすい解説

オリブ山
おりぶやま
Mount of Olives

エルサレムの東側にギデロンの谷を隔てて、エルサレム旧市街の城壁対峙(たいじ)する山で、中央・南パレスチナを南北に走る山脈の一部である。標高800メートル前後。山脈は三つの頂をもち、東側はエリコヨルダン渓谷に向かって急傾斜し、西側はケデロンの谷への斜面をなす。山脈の北頂はスコパス山とよばれて標高814メートル。現在そこにはヘブライ大学が建っている。『新約聖書』の「使徒行伝」によれば、当時の山は全体がオリーブに覆われていたが、現在は西麓(せいろく)のイエス受難の地とされるゲツセマネの園を除いてオリーブはほとんどみられない。「イエスの昇天教会」をはじめ、イエス・キリストの地上生活における最後の関係地とされ、多くの聖跡がある。

[秋輝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む