カク・コク・あらそう・さかずき(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

[字音] カク・コク
[字訓] あらそう・さかずき

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(かく)。角を動詞化したもので、抵(かくてい)を本義とする字であろう。〔説文四下に「巵なり」、〔玉〕に「酒をる巵(さかづき)なり」とあって酒杯の意とするが、酒器には角・の類がある。

[訓義]
1. あらそう、きおう、くらべる。
2. 酒器、さかずき。
3. ふれる、ふるえる、(こくそく)。
4. うすい、つましい。
5. 獣の後ろ右足。
6. 尽きる。

[古辞書の訓]
字鏡集 サカヅキ・コトゴトク

[熟語]

[下接語]
・成・不

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報