カザーレ・モンフェッラート(読み)かざーれもんふぇっらーと(英語表記)Casale Monferrato

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

カザーレ・モンフェッラート
かざーれもんふぇっらーと
Casale Monferrato

イタリア北西部、ピエモンテ州アレッサンドリア県の都市。人口3万5234(2001国勢調査速報値)。ポー川沿いに位置し、交通要地である。14~16世紀前半に、パラエオロゴス家Palaeologosのモンフェッラート侯の拠点として栄えた。ぶどう酒を産し、農産物集散地でもある。工業面では1960年代以降、従来セメント工業にかわって、機械工業の進出ぶりが目につく。

[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android