カタストロフィ(読み)かたすとろふぃ(英語表記)catastrophe

日本大百科全書(ニッポニカ)「カタストロフィ」の解説

カタストロフィ
かたすとろふぃ
catastrophe

「倒す」を意味するギリシア語のkatastrophēに由来し、普通「悲劇結末」とか「破局」と訳される。演劇用語としては、構成上の最終部分を示し、クライマックスで最高潮に達した主人公の運命がやがて逆転、下降線をたどり、残っていた運命挽回(ばんかい)の可能性も消えて破滅が決定的になることをいう。しかし、なにも悲劇にだけ適用されるものではなく、単に劇を結末づける部分をさすとも考えられ、「大団円」「大詰」と訳されることもある。この意味では日本の能の「序破急」の急がこれに相当する。

[高師昭南]

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デジタル大辞泉「カタストロフィ」の解説

カタストロフィ(catastrophe)

《「カタストロフ」とも》
突然の大変動。大きな破滅。
劇や小説などの悲劇的な結末。破局。
演劇で、大詰め。

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