カタ冷却力(その他表記)kata-cooling power

法則の辞典 「カタ冷却力」の解説

カタ冷却力【kata-cooling power】

カタ温度計*の上方目盛から下方目盛(38℃ から35℃,あるいは100°Fと95°F) にアルコール糸が下降するのに必要な時間を T,温度計球部表面積から放出される熱量f としたとき

で表される量をカタ冷却力という.通常はm cal/cm2単位として表す.球部を温水につけてから表面をぬぐって水分を完全に除去して測定した「乾カタ冷却力」と,絹製の袋に球部を入れて温水に浸し,後で袋と余分な水分を除いて測定した「湿カタ冷却力」とがある.前者輻射対流の効果,後者は輻射,対流,蒸発の効果を表すものである.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

関連語 カタ温度計

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む