…小型種は単独でじっと潜み,待ち伏せて魚をとらえる。アメリカ大陸の暖帯~熱帯沿岸にすむカッショクペリカンPelecanus occidentalisは,他のペリカン類のように遊泳しながらではなく,空中から餌をめがけて海に突入し,水に入った瞬間に下くちばしののど袋を広げ,その中に魚を追い込んでとらえるという特異な採餌法をもっている。ほかにユーラシア西部のモモイロペリカンP.onocrotalus,東部のハイイロペリカンP.philippensis(イラスト),熱帯北アフリカのコシベニペリカンP.rufescens,オーストラリアのオーストラリアペリカンP.conspicillatus,北アメリカのシロペリカンP.erythrorhynchosがある。…
※「カッショクペリカン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...
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