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カッペン Köppen, Carl Joseph Wilhelm

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

カッペン Köppen, Carl Joseph Wilhelm

1833-1907 プロイセンの軍人。
明治元年(1868)ごろ来日,大阪のレーマン・ハルトマン商会につとめる。兵制改革をめざす和歌山藩に軍事顧問としてやとわれたが,4年廃藩置県により解雇され,帰国した。1907年6月28日死去。74歳。ビュッケブルク出身。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

カッペン

没年:1907.6.28(1907.6.28)
生年:1833
幕末期,和歌山(紀州)藩のドイツ人軍事教官。1866年普墺戦争に陸軍下士官として参戦後に来日。大阪のレーマン・ハルトマン商会の倉庫番となる。明治初年徴兵令を施行し,ドイツ式兵制の採用を決めた和歌山藩の改革指導者津田出,陸奥宗光は,同商会に小銃数千挺を注文する一方,軍事教官の雇用を申し入れた。カッペンが推薦され,そのドイツ式教練と兵制改革は全国に知られた。兵卒の服装の改革を説き,洋靴の採用を建言。洋式鞣皮・製靴の技術者がドイツから招かれ,藩の皮革産業発展の基礎が築かれた。<参考文献>大島浩「紀州藩お雇い教師カール・カッペン軍曹」(『蘭学史料研究会研究報告』1974)

(影山好一郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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