カラバルマメ(その他表記)Physostigma venenosum; calabar bean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラバルマメ」の意味・わかりやすい解説

カラバルマメ
Physostigma venenosum; calabar bean

マメ科のつる性草本。シエラレオネからカメルーンにいたる西アフリカ原産。葉はインゲンに似た3小葉から成る複葉。花は暗赤色で小型の蝶形花種子ダイズのような臭いがあり,有毒。アルカロイドの1種フィゾスチグミンを含み,これはけいれんを鎮静し,瞳孔を縮小する作用がある。昔から先住民の間で薬用とされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む