日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 カルキディキ半島かるきでぃきはんとうKhalkidik ギリシア北部、マケドニア地方南部のエーゲ海に突出する半島。先端部は東よりアクティ半島、シトニア半島、カッサンドラ半島の三また状に分かれ、南東方向へ約40キロメートル突出する。カルキディキ県を構成し、面積2918平方キロメートル、人口10万6700(2003推計)。県都はポリギロスPolgyros。山がちなため沿岸の漁業と山地の放牧のほかは、経済的にあまり開発されていない。アクティ半島の先端にアトス山がそびえる。[真下とも子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例