デジタル大辞泉 「ガイドランナー」の意味・読み・例文・類語 ガイド‐ランナー(guide runner) パラスポーツの陸上競技で、視覚障害のある選手とともに走る人。テザーとよばれるロープを互いに持って競技を行い、走路の状況や給水所の位置を知らせるなど、選手の走りを手助けする。伴走者。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「ガイドランナー」の解説 ガイドランナー 伴走者。視覚障害のある選手をゴールまで誘導するランナー。手をつないだり、50cm以内の紐を使って走路を指示したり、声をかけて誘導する。競技者の前方に出たり、選手を押したり、戦術に関するアドバイスをしてはいけない。また、ゴール時の写真判定の邪魔になっても反則となる。ガイドランナーの反則は選手の反則となり失格する。長距離を走る場合、途中でガイドランナーが代わることが認められている。2002年には日本陸上競技連盟の競技規則改正により「視覚障害者の伴走は助力にあたらない」とされ、一般のマラソン大会などに視覚障害者ともに出場する機会が増えた。 (藤田紀昭 日本福祉大学教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報