ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キサンチン尿症」の意味・わかりやすい解説
キサンチン尿症
キサンチンにょうしょう
xanthinuria
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…キサンチンはプリン塩基の一つであり,生体内ではアデニン,ヒポキサンチン,グアニンなどから脱アミノ,酸化等の反応によって生成し,さらにキサンチンオキシダーゼによって尿酸に酸化される。キサンチン尿症は,この酵素の欠落によって生じる遺伝的代謝異常症の一つである。キサンチンの1,3,7‐トリメチル体はコーヒー等に含まれているアルカロイドの一種カフェイン,3,7‐ジメチル体は薬理作用をもつテオブロミンである。…
※「キサンチン尿症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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