欠如(読み)ケツジョ

デジタル大辞泉 「欠如」の意味・読み・例文・類語

けつ‐じょ【欠如/×闕如】

[名](スル)
必要な物事が欠けていること。「判断力の―」「道徳心が―している」
欠字2」に同じ。
[類語]漏れ落ち抜けけつ欠損欠落欠員遺漏脱漏脱落欠漏疎漏空き間引き不備尻抜け抜かり手抜かり手落ち仕落ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「欠如」の意味・読み・例文・類語

けつ‐じょ【欠如・闕如】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動タリ )( ━する ) 必要な物事が欠けていること。足りないこと。必要な物事をしないで省略すること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其有則繕写。其無則闕如」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・為僧正覚慶答大宋国奉先寺和尚牒〈大江匡衡〉)
    2. 「近年は彼押領に依って諸事の要脚(ようきゃく)(ことごとく)闕如(ケツジョ)しぬれば」(出典太平記(14C後)三九)
  3. けつじ(欠字)
    1. [初出の実例]「Qetjo(ケツジョ)。すなわち、コト カキ」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欠如」の読み・字形・画数・意味

【欠如】けつじよ

欠ける。

字通「欠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む