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ギルベールの法則(気象) Gilbert's law

法則の辞典の解説

ギルベールの法則【Gilbert's law】

フランスのギルベールが,実地観測の経験をもとに導き出した天気予報の法則.種々の気圧傾度に対して,標準的な風速範囲を「基準風」とし,風速がこの基準よりも大きいときは過大風,小さいときは過小風とする.また風の傾角が基準のものより大であれば発散風,小であれば収斂風と名づける.これらに基づいて次のような法則が導かれた.

(1) 過大風は24時間内に気圧の上昇を起こす.その上昇の割合は風力の過剰の大きさに比例する.

(2) 過大風を伴う低気圧は早晩衰弱する.また,四周にすべて過大風が吹き,しかもそれが収斂風であるならば,この低気圧はいながらにして衰弱する.

(3) 過小風は24時間以内に気圧の下降を起こす.

(4) 過小風を伴う低気圧は,しだいに深度を増す.

(5) 低気圧は抵抗の最も小さな区域に移動していく.抵抗の小さいところというのは,過小風が発散的に吹いていることを意味する.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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