デジタル大辞泉 「早晩」の意味・読み・例文・類語 そう‐ばん〔サウ‐〕【早晩】 [名]早いことと遅いこと。また、朝と夕。「二百十日の暴風と云うは…其―などは年に寄って異なるとも」〈西周・百一新論〉[副]おそかれはやかれ。いずれ。「あの力士は早晩横綱になるだろう」[類語]何時か・軈て・近日・そのうち・いずれ・近近きんきん・遅かれ早かれ・追って・直じきに・すぐ・直ちに・早速・じき・すぐに・すぐさま・即・直接・もう・間もなく・程なく・今に・追い追い・追っ付け・来きたる・日ならずして・後日・他日・不日・又の日・近く・遠からず・上げず・ぼちぼち・今にも・そろそろ・近近ちかぢか・行く行く・目前・秒読み・カウントダウン・追っ掛け・時間の問題・ややあって・今日明日・すかさず・間を置く・時を移さず・この先・日ならず 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「早晩」の意味・読み・例文・類語 そう‐ばんサウ‥【早晩】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 早いこととおそいこと。また、朝と夕。[初出の実例]「凡田祖。准二国土収獲早晩一。〈謂。収獲者。収斂也。獲苅也。早晩者。九月為レ早。十一月為レ晩也〉九月中旬起輸」(出典:令義解(718)田)「毎年二百十日の暴風と云ふは〈略〉其早晩などは年に寄って異なるとも、其源由は推して知れる事でござるが」(出典:百一新論(1874)〈西周〉下)[その他の文献]〔晉書‐劉毅〕[ 2 ] 〘 副詞 〙 おそかれはやかれ。そのうちにいつかはきっと。[初出の実例]「桃李不レ言今在レ此、霜台早晩遇二芳栄一」(出典:江吏部集(1010‐11頃)下・三月三日夜於員外藤納言文亭守庚申同賦桃浦落船花)「早晩(ソウバン)やって来るでありませうが」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉八)[その他の文献]〔李白‐贈徴君鴻詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「早晩」の読み・字形・画数・意味 【早晩】そう(さう)ばん 朝暮。先後。また、早かれおそかれ。いずれ。唐・李白〔長干行、二首、一〕詩 早、三巴に下らん 預(あらかじ)め書を將(もっ)て家に報ぜん字通「早」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by