クラップス(その他表記)Craps

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラップス」の意味・わかりやすい解説

クラップス
Craps

アメリカカジノで最も人気のある,ダイスを用いたギャンブルゲーム。大きな2個のダイスを壁に当て,その出た目により勝敗が決る。ダイスを投げる人 (シューター) は胴元とはかぎらず,客側も交代してあたる。賭けはあらかじめ決められた2つのダイスの目の合計 (末尾) によって行われる。投げたダイスの目が7か 11になったらシューターの勝ち,2,3,12 (クラップス) になったら負ける。その他の場合はもう1度投げて7になったらシューターの負け,それ以外は最初の目 (4,5,6,8,9,10) が成立し,その目以外に賭けた人の勝ちとなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクラップスの言及

【賽】より

…賽の数も多くなり10個の賽を13回ずつふる勝負もある。(4)クラップス 現在の賭博場で最も広く行われているゲームで,19世紀に流行した〈ハザード〉賭博の改良型。2個の賽の5回ふりで,特定の数の組合せが勝敗のポイントになる複雑なゲーム。…

※「クラップス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android