クリサ(英語表記)Krisa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリサ」の意味・わかりやすい解説

クリサ
Krisa

コリント湾北岸,現在のクリュソ村にあるミケーネ時代の大規模なアクロポリス。この丘陵上の集落歴史時代になると放棄されたが,その名はしばしば海岸部にあるキルラと,ときにはデルフォイとも同一視された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクリサの言及

【神聖戦争】より

…古代ギリシアで,デルフォイとその神域を冒瀆した都市に対して,隣保同盟が行った一連の戦争。第1次神聖戦争は前6世紀初め,神域の支配権を主張し巡礼者に課税したクリサKrisaの住民からデルフォイを解放するため行われた。クリサの平原はそれによってアポロン神に献納され,耕作を禁じられた。…

※「クリサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android