ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 グラマンE-2ホークアイグラマンイーにホークアイGrumman E-2 Hawkeye アメリカ合衆国が航空母艦搭載用に開発した早期警戒機。 1964年グラマン (→ノースロップ・グラマン ) の開発になる双発ターボプロップ機で,初期のE-2Aが実用化して以来,B,C,Dと発展した。機体上部の回転式レーダは毎分6回転し,半径 360km内の目標 250を同時に探知,うち 30の目標に対し迎撃機を誘導できる。低空飛行の巡航ミサイルにも対処可能。哨戒飛行能力は離陸後約4時間しかないが,ボーイングE-3セントリーに比べて安いため,アメリカ,イスラエル,エジプト,シンガポール,大韓民国などで採用され,日本では航空自衛隊が 2006年現在 13機を保有する。乗員は5。全長 17.55m,全幅 24.56m,総重量約 24.5t,最大速度時速 600km,航続距離 2500km。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by