探知(読み)タンチ

デジタル大辞泉 「探知」の意味・読み・例文・類語

たん‐ち【探知】

[名](スル)隠されているものをさぐって知ること。「敵の動向探知する」「金属探知機」
[類語]察知感知感ずる思うさと感じ取る実感感得感受直感直覚予感ぴんと来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「探知」の意味・読み・例文・類語

たん‐ち【探知】

  1. 〘 名詞 〙 さぐりかぎつけること。様子をしらべだすこと。
    1. [初出の実例]「深く我機密を匿して反て彼の胸算を探知し」(出典:明六雑誌‐一〇号(1874)真為政者の説〈杉亨二〉)
    2. 「どうして此秘密を御探知になったんです」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)
    3. [その他の文献]〔韓非子‐難言〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「探知」の読み・字形・画数・意味

【探知】たんち

さぐり知る。〔李衛公問対、上〕太宗曰く、高麗、數(しばしば)新羅す。(われ)はし(さと)すも、詔を奉ぜす。將(まさ)に之れを討たんとす、如何と。曰く、蓋(高麗の軍務相)を探知するに、自ら兵を知るを恃(たの)む。故に命にへり。

字通「探」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android