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早期警戒機 そうきけいかいきairborne early warning; AEW

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

早期警戒機
そうきけいかいき
airborne early warning; AEW

警戒レーダ,通信・管制装置を搭載し,高度を利用して地上レーダの探知範囲外を監視し,敵の来襲を早期に探知する航空機。特に地上レーダの死角となる低空侵入機の早期発見に有効である。巨大な円盤状のロートドームのレーダを機上に搭載し,防空システムの一環として,敵機の発見,味方迎撃機の誘導などを行なう。

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百科事典マイペディアの解説

早期警戒機【そうきけいかいき】

強力なレーダーを積載して地上レーダーの探知範囲外に長時間滞空し,敵のミサイルや航空機の行動を探知する軍用機。防空警戒管制組織の一環として,平時でも常時警戒行動を行う。
→関連項目軍用機対空兵器

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世界大百科事典 第2版の解説

そうきけいかいき【早期警戒機 aircraft for early warning】

略してAEW機とよばれることもある。低空から侵入する目標を探知するために,レーダーを搭載して高い高度での警戒監視飛行を目的とする航空機。大型のレーダーを機上に背負うように搭載したものが多い。レーダーの電波は直進し,地球は球体であるため,地上にあるレーダーでは,低空を侵入してくる敵の航空機やミサイルを早期に発見することは困難である。レーダーを搭載した航空機を高空におけば,地上レーダーで監視するよりもより遠距離で敵を発見できることから,こうした早期警戒機が開発された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

早期警戒機
そうきけいかいき
airborne early warning aircraft

相手の航空攻撃を早期に探知するため、大型のレーダーをつけて空中で警戒にあたる軍用機。空中からの警戒が大きな意義をもつのは、警戒網を前進して配せるという点に加え、地上や艦載レーダーでは地球の丸みにより水平線の陰になる低空飛行目標を探知できないのに対し、高い位置から見通して遠距離から発見できるためである。実用化が開始されたのは第二次世界大戦後で、艦載用としてはE‐2のような新規設計のものもあるが、陸上基地で使う大型機は輸送機をベースにしたものが多い。米空軍のE‐3はボーイング707旅客機、ロシアのA‐50はIl‐76貨物輸送機から生みだされたものである。早期警戒機は防空システムの一部として、得た情報を迎撃戦闘機や対空ミサイル部隊に送るが、しだいに指揮能力が強化され、戦域全体の状況を把握し、戦術攻撃部隊の指揮までできるようになっている。E‐3のように指揮能力の大きいものはAWACS(Airborne Warning And Control System空中早期警戒管制機)ともよばれている。[藤田勝啓]

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