ケルスス禿瘡(読み)けるすすとくそう(その他表記)Celsus' Kerion

家庭医学館 「ケルスス禿瘡」の解説

けるすすとくそう【ケルスス禿瘡 Celsus' Kerion】

[どんな病気か]
 頭部に生じた「いわゆる深在性白癬(しんざいせいはくせん)」です。子どもに多く、頭部浅在性白癬(せんざいせいはくせん)に副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン(ステロイド)薬を外用した結果おこる例が目立ちます。原因は、犬小胞子菌(いぬしょうほうしきん)の感染が約半数で、猩紅(しょうこう)色菌、毛瘡菌(もうそうきん)、石膏状小胞子菌(せっこうじょうしょうほうしきん)、疣状菌(ゆうじょうきん)などの感染によることもあります。
[症状]
 毛孔(もうこう)に膿疱(のうほう)、かさぶたが生じ、皮膚が赤く腫(は)れたり、膿(うみ)がたまってぶよぶよになります。毛が簡単に抜け、脱毛斑(だつもうはん)ができます。くびのリンパ節が腫れたり、発熱、倦怠感(けんたいかん)などの全身症状をともなうこともあります。
 抗白癬剤を2~3か月間内服すると治ります。脱毛もやがて回復します。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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