かさぶた

  • かさぶた / 痂

百科事典マイペディアの解説

痂皮(かひ)とも。皮膚創傷を受けたとき,傷口から浸出した血液組織液が乾固したもの。炎症化膿(かのう)を伴うこともあるが,そうでない限り,その下に表皮が新生して自然に脱落する。むりにはがすと,治癒(ちゆ)が遅れ,瘢痕(はんこん)を残すことがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

痂皮(かひ)ともいい、びらん面もしくは潰瘍(かいよう)面の上に、そこから滲出(しんしゅつ)した血液、膿(のう)、分泌液などが乾いて固まったまま付着しているものをいう。これを取り除くためには外用薬が必要で、無理にはがさないことがたいせつである。なお、かさぶたの下で創面が治癒して上皮で覆われると、かさぶたが脱落治癒する(痂皮下治癒)。

[川村太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

かさぶたの関連情報