「校正刷り」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…3方に縁があるが,積みあげて保管する際,活字の面が上のゲラ底に触れないように,縁が活字の高さより高くできている。なお,組みゲラに入れたまま刷った校正刷りのことをゲラ刷りというが,現在では活版の校正刷りすべてをいう場合が多い。活版印刷【山本 隆太郎】。…
…すなわち,印刷に先だち,正誤の任を果たすとともに体裁上の整備をも行う重要な作業の一つである。校正の順序としては,原稿そのものについて整理をかねてする原稿校正もあるが,活字組版の場合,一般には印刷所内で植字工が組み上げると,これを仮刷りし(この仮刷りを校正刷り,または植字用の組盆をゲラ(英語のgalleyをなまったもの)と称する関係からゲラ刷りともいう),それを他の係が原稿と照合してひととおりの校正をするところから始まる。これをうち校正または単に内校と呼ぶ。…
※「ゲラ刷り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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