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ゲルマヌス Germanus

世界大百科事典 第2版の解説

ゲルマヌス【Germanus】

378ころ‐448ころ
キリスト教聖人。フランス名サン・ジェルマン。フランス中部オーセール市の名門貴族で,のち同市の司教となる。429年にペラギウス派を論難すべくブリタニアに派遣された。ゲルマン諸族に蹂躙される当時のガリアにあって,行政官への減税嘆願や対ゲルマン交渉等,住民の庇護に努めた。アルモリカ地方に起きた反乱に対する穏便な措置を嘆願しに445‐450年ころ,おそらくは448年にラベンナの西ローマ宮廷へ赴き,嘆願がかなったのち,同市で没した。

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世界大百科事典内のゲルマヌスの言及

【オーセール】より

…13~16世紀に建てられたサンテティエンヌ大聖堂の内陣(13世紀前半)はブルゴーニュ地方ゴシック様式の代表作で,ステンド・グラスも知られる。サン・ジェルマン修道院教会には,当地で生まれたゲルマヌスの墓を中心とする二重地下祭室があり,そこに描かれた《ステファヌスの生涯》(9世紀)はロマネスク期以前の数少ない壁画の一つ。東郊のシャブリChablisは白ワインの産地として有名。…

※「ゲルマヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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