ゲンプラン(英語表記)Genplan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲンプラン」の意味・わかりやすい解説

ゲンプラン
Genplan

旧ソ連の各種開発発展に関する総合計画ないし一般計画の略語初め 1920年第9回党大会で採択された,V.レーニンの全ロシア電化計画 (略称ゴエルロ計画) の基礎となった長期国民経済発展計画のことをいったが,のちにすべての開発の総合的全般的な計画の意味で用いられるようになった。特に都市開発のゲンプランは 25~30年に及ぶ長期計画として立案され,企業ゲンプランは工場配置,機械設備,輸送,通信,経済機構,環境整備などを含む,全般的総合計画とされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android