コトパクシ山(読み)コトパクシさん(その他表記)Volcán Cotopaxi

精選版 日本国語大辞典 「コトパクシ山」の意味・読み・例文・類語

コトパクシ‐さん【コトパクシ山】

  1. ( コトパクシはCotopaxi ) エクアドル中部、アンデス山脈にある世界最高の活火山成層火山。標高五八九七メートル。一八七二年ドイツ人ライスとエスコバルが初登頂。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コトパクシ山」の意味・わかりやすい解説

コトパクシ[山]
Volcán Cotopaxi

エクアドルの首都キトの南約50km(南緯0°40′,西経78°27′)にある中央アンデス山脈中の高原上に位置する円錐形の活火山。標高5896mで,世界最高の活火山。常時噴煙が見られ,19世紀には大噴火による被害もでている。山頂部から1000mも下まで氷河に覆われている。1872年ライスW.ReissとエスコバルA.M.Escobarにより初登はんされたが,80年ウィンパーE.Whymperもこの山を訪れた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android