日本大百科全書(ニッポニカ) 「エスコバル」の意味・わかりやすい解説 エスコバルえすこばるMarisol Escobar(1930― ) アメリカで活躍するベネズエラの女流彫刻家。パリに生まれたが、1950年以降はニューヨークに定住し、ハンス・ホフマン美術学校などで美術を学ぶ。58年にレオ・カステリ画廊で最初の個展を開き、ニューヨーク近代美術館の「アセンブリッジの芸術」展に出品し、木を素材とした立体作品で知られるようになった。作品は、棺桶(かんおけ)を思わせる長方形の木箱を人形のように組み立て、女性的でユーモラスな表情を示すが、一面ではアメリカの民俗芸術がもつ素朴な味わいを感じさせる。[石崎浩一郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスコバル」の意味・わかりやすい解説 エスコバルEscobar y Mendoza, Antonio [生]1589. バリャドリード[没]1669.7.4. バリャドリードスペインのイエズス会士,蓋然説をとる倫理神学者。パスカルが激しく論難した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by