コンコルダンス(その他表記)concordance

翻訳|concordance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンコルダンス」の意味・わかりやすい解説

コンコルダンス
concordance

字義どおりには一致,調和であるが,字句索引をも意味するようになり,現在では主として聖書語句索引をさす。本格的な聖書のコンコルダンス作成は 13世紀頃より始められたが,現在標準的なものとしては S.マンデルケルンの"Concordantiae Hebraicae atque Chaldaicae" (1955) ,G.リソウスキーの"Konkordanz zum Hebräischen AT" (58) ,E.ハッチの"A Concordance to the Septuagint" (1897) ,G.ウィグラムの"The Englishman's Greek Concordance of the NT" (44) ,W.モールトン,A.ゲーデンの"A Concordance to the Greek Testament" (97) ,R.ヤングの"Analytical Concordance to the Bible" (79) などがあり,いずれも新しい版を重ねているほか,各国語のものも出版されている。日本語では,日本基督教協議会編『聖書語句大辞典』 (1959) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む