コンフィアン

百科事典マイペディア 「コンフィアン」の意味・わかりやすい解説

コンフィアン

マルティニクのロラン生れの作家。英語の教師をしながらクレオール語での小説執筆の後,フランス語で《ニグロ提督》(1988年)を発表し,ビシー政権下の熱帯植民地での悲喜劇を描いた。二作目の《コーヒーの水》(1991年)で11月賞を受賞する。小さな村に住む人々の退屈で荒廃した生活を描写。1993年には,マルティニクの政治家で詩人のエメ・セゼール評伝を発表している。他にパトリック・シャモアゾーとの共著で《クレオール文学》(1991年,邦題《クレオールとは何か》)がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android