コードブック(英語表記)code book

翻訳|code book

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コードブック」の意味・わかりやすい解説

コードブック
code book

暗号書,信号書。軍事外交・商業上の機密通信に使用する暗号,または船舶航空機,商業通信で語数節約のための信号を作成および解読するために,その暗号,信号とそれらが表わす意味や作成および解読の方法を記載した本。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコードブックの言及

【暗号】より

… 原語を単語,熟語,短文,記号などの数百ないし数万語に及ぶものとし,これに数字または文字の3~5記号暗語を配当する暗号を総称して辞書式暗号という。これは暗号書の形が辞書のように見えることから名付けられたもので,暗号書を暗号辞書(コードブックcode book)という。暗号辞書が組立用と翻訳用とを兼ねるようになったものを一冊制といい,組立用と翻訳用の2部からなっているものを二冊制というが,暗号書が1冊または2冊からできているという意味でなくて,一定順序の原語に対して暗語が一定順序に配当されているかランダムな順序に配当されているかを表すものである。…

※「コードブック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android