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サーブリッグ therblig

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サーブリッグ
therblig

動素。動作研究を開発した F.ギルブレスの考案したもので,彼の姓の綴り Gilbrethを反対にした造成語。彼は人間の作業を動作として分析すると,どの作業にも基本的に共通した動作が含まれ,作業はこれらの動作の組合せから成り立っているという観点から,あらゆる動作を構成する要素として 18の基本要素を抽出した。たとえば捜す,選ぶ,つかむ,運ぶ,組合せる,手放す,用意する,休むなどで,これら基本要素をサーブリッグと名づけ,簡単な図形記号で表現したものがサーブリッグ記号である。微速度撮影などで動作を分析し,サーブリッグ法で構成し,作業改善,標準的動作の設定に用いる。

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世界大百科事典内のサーブリッグの言及

【科学的管理法】より

…テーラーとは別途に,煉瓦積み職人だったアメリカ人ギルブレスは作業動作を改善するため動作研究に各種の手法を開発した。工程分析,高速度カメラによる微動作分析,動作を18の基本動作要素に分解し記号化したサーブリッグtherblig(ギルブレスのつづりの逆)表示法,さらに動作の基本としての疲労の研究などはギルブレス夫妻に端を発する。
[批判と発展]
 科学的管理という名称が定着した1910年以後,批判も激化した。…

【ギルブレス】より

…高速度カメラを用いて,1分の1/2000を単位に作業動作を分析した。その結果,彼は〈さがす〉〈見いだす〉〈選ぶ〉などの18の基本動作を抽象し,それらにギルブレスのつづりの逆であるサーブリッグtherbligという名称と,独特の記号表記を与えた。種々の作業動作をこれらの要素に分解して,最良の作業方法を定めようとした。…

【作業研究】より

…彼は20世紀初めころ,出来高賃金制度の基準となる作業量が1日の公正な仕事量として客観的に存在するはずだという思想に立って,これを見いだすため,時間研究time studyをはじめとする各種作業への実験科学的研究を行った。ギルブレス夫妻F.B.& L.M.Gilbrethは,人が行う作業には必ず唯一最善の作業方法が存在するはずだという思想に立ち,人間の動作を分析する微細単位のサーブリッグtherblig(ギルブレスの逆綴りによる名称)を開発し,最善作業方法を求める動作研究法motion studyを確立した。作業研究は長い間この両者の技法を軸に,motion and time studyとして発展してきた。…

※「サーブリッグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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