微速度撮影(読み)ビソクドサツエイ

デジタル大辞泉 「微速度撮影」の意味・読み・例文・類語

びそくど‐さつえい【微速度撮影】

映画特殊撮影で、フィルム送りを標準速度より遅くして撮影すること。そのフィルムを標準速度で映写すると、長時間運動変化短時間に縮小して観察できる。低速度撮影

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微速度撮影」の意味・読み・例文・類語

びそくど‐さつえい【微速度撮影】

  1. 〘 名詞 〙 映画で、カメラのフィルムを非常にゆっくり回して対象を撮影すること。このフィルムを標準速度で回転映写することによって、長時間にわたる微細な運動や変化が、短時間に縮小して見られる。〔いのち科学(1964)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「微速度撮影」の意味・わかりやすい解説

微速度撮影
びそくどさつえい

映画技術用語。標準撮影速度 (毎秒 24コマ) 以下の速度で撮影すること。上映した場合,動きは逆に速くなるので,喜劇的な効果を得るため,あるいは俳優動体の動きにスピード迫力を出すために用いられる。一般にはコマ落し撮影と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「微速度撮影」の意味・わかりやすい解説

微速度撮影【びそくどさつえい】

低速度撮影

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android