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動作研究 どうさけんきゅう motion study

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

動作研究
どうさけんきゅう
motion study

作業の能率を高め,同時に作業者の疲労を軽減するために,作業者の動作を研究し,あわせて設備などの改善をはかり,最も適した作業方法を見出そうとする一連の研究をいう。 (→科学的管理法 , テーラー・システム )。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

どうさ‐けんきゅう〔‐ケンキウ〕【動作研究】

労働者が行う作業を観察・記録・分析して無駄な動作を排除し、最も効率的な標準動作を定める研究。時間研究不可分に結びつき、作業研究の重要な要素となっている。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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百科事典マイペディアの解説

動作研究【どうさけんきゅう】

経営学用語で,作業動作を要素的な最小単位動作に分解し,その変異を測定し,最も能率的な作業方法や標準作業時間を求めること。テーラー・システムにおける作業時間研究,F.B.ギルブレスによる動作の空間的構造の分析が代表的で,これらの手法は発展・拡大されてインダストリアル・エンジニアリングの基礎技法の一部となっている。
→関連項目科学的管理法作業研究

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大辞林 第三版の解説

どうさけんきゅう【動作研究】

一定の作業における動作を観察・記録・分析して、無駄のない効率の高い作業動作を求める研究。時間研究とともに作業研究の中心をなす。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

動作研究
どうさけんきゅう
motion study

動作の集まりである作業を改善させるために、その基本的要素である動作を研究すること。F・W・テーラーが個別作業の合理化を意図し、標準作業量を設定する一環として、ストップウォッチによって作業時間を測定したことに始まる。その後、F・B・ギルブレスは映画と高速度時計を組み合わせて、テーラーの方法を精密化し、あらゆる種類の作業に共通と考えられる基本動作を17に分類し、サブリッグ分析と命名した。このサブリッグ分析のほとんどは1秒以下の瞬間的な動きなので、フィルム分析などを用いる。サブリッグ分析は作業に対する有効性から、三類別されている。(1)第一群(作業の完成に必要なもの) 〔1〕手を伸ばす、〔2〕つかむ、〔3〕運ぶ、〔4〕位置決め、〔5〕組合せ、〔6〕使用、〔7〕分解、〔8〕放す。(2)第二群(作業の完成を妨げる傾向にあるもの) 〔9〕探す、〔10〕選ぶ、〔11〕前置き、〔12〕検査、〔13〕考える。(3)第三群(仕事をしないもの) 〔14〕保持、〔15〕避けうる遅れ、〔16〕避けえない遅れ、〔17〕休む。
 このサブリッグ分析法によって動作研究をマスターするには、対象にしている作業の動作の一般的順序を覚えることである。[玄 光男]

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世界大百科事典内の動作研究の言及

【科学的管理法】より

F.W.テーラーを始祖とする工場管理の方法。狭義には,テーラーが提唱した工場労働の時間研究time studyによる標準時間と作業量の設定,職能別職長制度に,ギルブレスFrank Bunker Gilbreth(1868‐1924)が開発した作業方法の研究(動作研究motion study)による作業簡素化・標準化を加えた管理方式をいい,しばしばテーラー・システムと同義に用いられる。広義には,各種の科学的理論に基づく経営管理の方策・技術・組織制度を総称し,経験・勘にたよる管理を成行き管理として対比的に用いる。…

【ギルブレス】より

…建築同業者連の徒弟となる。その後,建設技術者として成功する一方,動作研究motion studyと呼ばれる方法を創案した。これは無用な動きを省くことによって作業時間を短縮しようとするもので,F.W.テーラーの時間研究time studyとならんで,科学的管理法の基礎を築いた。…

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