サーマッラー遺跡(読み)サーマッラーいせき(その他表記)Sāmarrā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーマッラー遺跡」の意味・わかりやすい解説

サーマッラー遺跡
サーマッラーいせき
Sāmarrā

イラク中部,チグリス左岸にある先史時代~古代イスラム期の遺跡。 1911年に E.ヘルツフェルトらによって発掘され,イスラム時代の首都の建築址の下層墓地から数多くの遺物が出土した。特に彩文土器は「サーマッラー式」と名づけられ,形式,装飾ともすぐれている。中部メソポタミアにおけるハッスーナ期にあたる数少い遺跡の一つとなっている。サーマッラーの尖塔 (ミナレット) はジッグラトを模したものとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む