シベリア台地(読み)シベリアだいち(その他表記)Siberian platform

改訂新版 世界大百科事典 「シベリア台地」の意味・わかりやすい解説

シベリア台地 (シベリアだいち)
Siberian platform

バイカル湖北方,東はレナ川,西はエニセイ川で囲まれる幅2000kmの広大な丘陵性台地をいう。シベリア卓状地ともいい,古くはアンガラ楯状地Angara shieldといわれた。シベリア台地の基盤は始生代から原生代前~中期変成岩と花コウ岩であるが,これらの古い岩石が露出しているのは南東部のアルダン地塊と北部の小さなアナバル地塊だけで,残りの広大なシベリア台地は原生代後期から顕生代(とくに中生代)の堆積岩層や火山岩層でおおわれている。シベリア台地をとりまくベルホヤンスク山脈バイカル山脈サヤン山脈,エニセイ山地は,原生代最末期~古生代最初期のバイカル造山帯や,中生代の造山帯(花コウ岩帯)より構成されている。シベリア台地の基盤岩の形成時期は始生代と原生代前~中期の二つの造山期に分けられる。最近アルダン地塊(楯状地)から,花コウ片麻岩やシソ輝石片麻岩よりなる〈最古の基盤岩〉(37億5000万年前)が発見された。
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関連語 黒田 吉益

最新 地学事典 「シベリア台地」の解説

シベリアだいち
シベリア台地

Siberian platorm

ウラル山脈より東,ベルホヤンスク褶曲帯より西の台地地域をいう。エニセイ川に沿った北部エニセイ丘陵(褶曲帯)を境に,東部シベリア台地と西部シベリア台地に区分。東部はアルダン楯状地を囲み,南はアルダン楯状地,サヤン褶曲帯で境される。古生界・中生界が水平に広く露出する。西部は広大な地域にわたって新生界が露出し,ボーリングでは数千mに達する厚い水平な中生層と古生代の含炭層と暗色火成岩が知られている。

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