サヤン山脈(読み)サヤンさんみゃく(その他表記)Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

精選版 日本国語大辞典 「サヤン山脈」の意味・読み・例文・類語

サヤン‐さんみゃく【サヤン山脈】

  1. ( サヤンはSajany ) ロシアのシベリア中南部、モンゴル国との国境近くにある山脈エニセイ川水源。特に地下資源に恵まれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サヤン山脈」の意味・わかりやすい解説

サヤン山脈
さやんさんみゃく
Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

ロシア連邦東部、東シベリア南部のバイカル湖西方にある山脈。エニセイ川の源流を占める位置にある。中央を横断するエニセイ川の峡谷によって、東サヤンと西サヤンに二分される。東サヤンは長さ約1000キロメートル、最高峰モンゴルとの国境にあるムンク・サルディク山(3491メートル)。西サヤンは長さ約600キロメートル。両サヤンとも斜面山地タイガ(針葉樹林帯)で覆われ、山頂部は高山性ステップ(短草草原)となっている。

[小宮山武治]

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