サヤン山脈(読み)サヤンさんみゃく(その他表記)Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サヤン山脈」の意味・わかりやすい解説

サヤン山脈
さやんさんみゃく
Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

ロシア連邦東部、東シベリア南部のバイカル湖西方にある山脈。エニセイ川の源流を占める位置にある。中央を横断するエニセイ川の峡谷によって、東サヤンと西サヤンに二分される。東サヤンは長さ約1000キロメートル、最高峰モンゴルとの国境にあるムンク・サルディク山(3491メートル)。西サヤンは長さ約600キロメートル。両サヤンとも斜面山地タイガ(針葉樹林帯)で覆われ、山頂部は高山性ステップ(短草草原)となっている。

[小宮山武治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む