サヤン山脈(読み)さやんさんみゃく(英語表記)Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サヤン山脈」の意味・わかりやすい解説

サヤン山脈
さやんさんみゃく
Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

ロシア連邦東部、東シベリア南部のバイカル湖西方にある山脈エニセイ川源流を占める位置にある。中央を横断するエニセイ川の峡谷によって、東サヤンと西サヤンに二分される。東サヤンは長さ約1000キロメートル、最高峰モンゴルとの国境にあるムンク・サルディク山(3491メートル)。西サヤンは長さ約600キロメートル。両サヤンとも斜面山地タイガ(針葉樹林帯)で覆われ、山頂部は高山性ステップ(短草草原)となっている。

[小宮山武治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android