サヤン山脈(読み)サヤンさんみゃく(その他表記)Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

精選版 日本国語大辞典 「サヤン山脈」の意味・読み・例文・類語

サヤン‐さんみゃく【サヤン山脈】

  1. ( サヤンはSajany ) ロシアのシベリア中南部、モンゴル国との国境近くにある山脈エニセイ川水源。特に地下資源に恵まれている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サヤン山脈」の意味・わかりやすい解説

サヤン山脈
さやんさんみゃく
Саянский Хребет/Sayanskiy Hrebet

ロシア連邦東部、東シベリア南部のバイカル湖西方にある山脈。エニセイ川の源流を占める位置にある。中央を横断するエニセイ川の峡谷によって、東サヤンと西サヤンに二分される。東サヤンは長さ約1000キロメートル、最高峰モンゴルとの国境にあるムンク・サルディク山(3491メートル)。西サヤンは長さ約600キロメートル。両サヤンとも斜面山地タイガ(針葉樹林帯)で覆われ、山頂部は高山性ステップ(短草草原)となっている。

[小宮山武治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android