デジタル大辞泉 「シルバーウイーク」の意味・読み・例文・類語 シルバー‐ウイーク 《〈和〉silver+week》秋にある大型連休のこと。9月23日(秋分の日)前後または11月3日(文化の日)前後が連休になる場合をさす。春のゴールデンウイークに対していう。SW。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「シルバーウイーク」の意味・読み・例文・類語 シルバー‐ウイーク 〘 名詞 〙 ( 洋語silver week ) 一一月三日前後の休日の多い週。ゴールデンウイークに対していった。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵 「シルバーウイーク」の解説 シルバーウイーク 秋の大型連休のこと。5月の大型連休「ゴールデン(金)ウイーク」に対して、「シルバー(銀)ウイーク」と呼ばれる。カレンダーの日付と曜日の並びによって、数年に1度生じる。 一部の国民の祝日を月曜日に移動させ、3連休を増やそうとするハッピーマンデー制度により、以前は9月15日に固定されていた「敬老の日」が2003年から9月の第3月曜日に移動。また、「秋分の日」は「太陽が天の赤道と交わる日」と定められており、日付は国立天文台によって前年の2月に発表される。閏年などに22日とされる場合があるが、だいたい23日頃となる。この「敬老の日」と「秋分の日」の日付が2日違いになれば、その間の日が「国民の休日」として休日となり、「敬老の日」前日の日曜日を含めると4連休、土曜日まで含めると5連休となる。 最初のシルバーウイークが生じたのは2009年。次は15年に、土日に続いて21日(月)が「敬老の日」、22日(火)が「国民の休日」、23日(水)が「秋分の日」という並びで5連休となる。なお、その次のシルバーウイークが訪れるのは26年の見込み。 大型連休により人の移動が発生し、消費拡大につながると考えられ、主にレジャー・観光業において経済効果が期待されている。 また、07年5月には当時の与党(民主党)が景気対策を狙い、「海の日」(7月の第3月曜日)や「敬老の日」(9月の第3月曜日)、「体育の日」(10月の第3月曜日)など、すでにある祝日3日分を10月に集め、土日とつなげて5連休にする「秋の大型連休」の構想を検討したが、反対意見も多く、実現には至らなかった。 (松岡理絵 フリーランスライター/ 2014年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報