シーケンシャルアクセス

デジタル大辞泉 「シーケンシャルアクセス」の意味・読み・例文・類語

シーケンシャル‐アクセス(sequential access)

コンピューター記憶装置に納められた情報を順に検索していって、目的とする情報にたどり着く方式。逐次アクセス順次アクセス。順次呼び出し。⇔ランダムアクセス

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百科事典マイペディア 「シーケンシャルアクセス」の意味・わかりやすい解説

シーケンシャルアクセス

記憶装置から,データが記録されている順番どおりにデータを読み出すこと。代表的なものでは磁気テープがある。磁気テープは,必要なデータを読み出す場合,先頭から検索していかなくてはならないので,シーケンシャルアクセスのみ可能である。一方磁気ディスクなどでは必要なデータに直接アクセスするランダムアクセスが可能である。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「シーケンシャルアクセス」の解説

シーケンシャルアクセス

記憶装置などからデータを読み書きする際に、先頭のデータから順番にアクセスする方法。これに対して、散らばって記録されたデータを直接アクセスしていく方法をランダムアクセスという。シーケンシャルアクセスは、常に先頭から検索するため、後ろのほうに記録された情報へのアクセスに時間がかかる。シーケンシャルアクセスの記録メディアとして代表的なものに磁気テープがある。頻繁に読み書きをするメモリーハードディスクなどの記憶装置は、ランダムアクセスが主流となっている。

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