ジェムデット・ナスル遺跡(読み)ジェムデット・ナスルいせき(その他表記)Jamdat Nasr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジェムデット・ナスル遺跡
ジェムデット・ナスルいせき
Jamdat Nasr

イラク中部にある原文字期の標準遺跡。3つのテルから成り,中央に位置する主丘の発掘によってシュメール初期王朝形成期直前の都市文明のあり方を解明する重要な手掛りが得られた。遺跡からは線文字を描いた粘土板が出土した。発掘は 1925~26年 S.ラングドン,28年に L.ワトランによって行われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む