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原文字期 げんもじき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原文字期
げんもじき

メソポタミアの初期王朝成立前,考古学上の編年でいうウルク後期とジェムデット・ナスル期を合せていう。文字の発明,壮大な神殿の造営とそれを中心とした都市の発達,祭祀,行政を司る祭司階級の誕生など原生国家が成立したと考えられる時期。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の原文字期の言及

【ウルク文化】より

…シュメール王名表に5回登場し,その第1王朝5代目には英雄叙事詩で有名なギルガメシュが王としてみえる。ウルク期を前(XIV~IX),中(VIII~VI),後(V~IV)に細分し,中・後期をジャムダット・ナスル文化期と連続させて〈原文字期Proto‐literate Period〉と呼ぶこともある。 ウバイド期と区別されるのは,XIV層に赤色磨研土器および灰色磨研土器が新しく登場し,轆轤(ろくろ)製の無文土器が優勢になるからであり,XIV層の新要素とシュメール人の到来を関連させる考え方もある。…

【ジャムダット・ナスル文化】より

…なおウルクVIII~III層を原文字Proto‐literate期とよび,VIII~VI層をA期,V~IV層をB期,III層をC期とD期に細分する考え方がある。この場合には原文字期C・D期がジャムダット・ナスル期に相当するが,この基準はバビロニアの遺跡に拠っていないのであまり適切とはいえない。【小野山 節】。…

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