ジェームズ4世(読み)ジェームズよんせい(その他表記)James IV

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェームズ4世」の意味・わかりやすい解説

ジェームズ4世
ジェームズよんせい
James IV

[生]1473.3.17.
[没]1513.9.9. ノーサンバーランド,ブランクストン付近
スコットランド王 (在位 1488~1513) 。父王ジェームズ3世に反対する貴族の反乱軍に擁立され,父が殺害されたのち即位。国内行政改革を進め,混乱をしずめて全土統一。 1497年イングランドヘンリー7世と和約を結び,1503年その長女マーガレット・チューダーと結婚ヘンリー8世とは反目し,12年フランス王ルイ 12世と結んでイングランドと争い,13年8月兵を率いてイングランドに侵入したが,フロッドンの戦い敗死

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367日誕生日大事典 「ジェームズ4世」の解説

ジェームズ4世(スコットランド王)

生年月日:1473年3月17日
スコットランド王(在位1488〜1513年)
1513年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のジェームズ4世の言及

【グリーン】より

…その一つ《三文の知恵》(1592)は〈成り上がり者〉シェークスピアに関する言及で有名。晩年に筆を執った数編の劇作品のうち,魔術を主題とする幻想的な恋愛喜劇《修道士ベーコンと修道士バンゲー》(1589ころ),および道徳劇的史劇とロマンスをないまぜにした劇中劇仕立ての悲喜劇《ジェームズ4世》(1591ころ)は,構成の弱さにもかかわらず,その甘美な抒情性と魅力的な女性像によって,シェークスピアのロマンティック・コメディにも影響を与えたと考えられる。【笹山 隆】。…

※「ジェームズ4世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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