フロッドンの戦い(読み)フロッドンのたたかい(その他表記)Battle of Flodden

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フロッドンの戦い」の意味・わかりやすい解説

フロッドンの戦い
フロッドンのたたかい
Battle of Flodden

1513年9月9日,イングランド軍とスコットランド軍の会戦。フランスと同盟したスコットランド王ジェームズ4世はイングランド王ヘンリー8世にフランスからの撤兵を要求し,拒否されると軍を率いてイングランドに侵入した。北部長官サリー伯 (のちの2代ノーフォーク〈公〉 ) はただちに要撃軍を編成し,この会戦となった。両軍の左翼軍がともに両軍の右翼軍を撃破して激戦となり,勝敗もすぐには定まらず,戦い翌朝まで続いたが,ついにジェームズ4世や右翼軍指揮官2代レノックス伯が戦死してスコットランド軍は敗走した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む