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ジャフム派 ジャフムはJahmīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジャフム派
ジャフムは
Jahmīyah

ウマイヤ朝時代,イスラム神学思想の発生期に大きな役割を果した思想家ジャフム・イブン・サフワーンによって打立てられた神学派の名称。ジャフム・イブン・サフワーンは,ペルシアウマイヤ朝に対して反乱を起して処刑された。この派の教義で特に有名なのは,神の純粋な唯一性を主張して一切の属性を認めない点である。神と人間の行為の関係については予定説をとっているが,一方でコーランの自由解釈を認めている。アッバース朝時代のムータジラ神学 (→ムータジラ派 ) は,彼の思想を大いに吸収したとみなされている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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