日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャンジャン横丁」の意味・わかりやすい解説 ジャンジャン横丁じゃんじゃんよこちょう 大阪市浪速区(なにわく)の歓楽街新世界と地下鉄動物園前駅付近(旧、飛田新地(とびたしんち))を結ぶ盛り場。正式名は南陽通商店街。かつて飲食店などが三味線をかき鳴らして客寄せしていたことからこの名がついた。林芙美子(ふみこ)の小説『めし』(1951)で有名になった。現在、将棋(しょうぎ)道場、麻雀(マージャン)クラブ、映画館、飲食店などがあり、大阪築城400年祭(1983)を機に改装が進んだ。[樋口節夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例