スタス(読み)すたす(その他表記)Jean-Servais Stas

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スタス」の意味・わかりやすい解説

スタス
すたす
Jean-Servais Stas
(1813―1891)

ベルギーの化学者。ルーベンの生まれ。生地の大学で医学を修めたのち、同大学の化学助手(1835)を経て、パリのJ・B・デュマの下で研究。ブリュッセル兵学校教授(1840)、造幣局通貨部長(1865)を歴任。リンゴ根皮からのフロリジン発見、アルカロイド検出法の開発などのほかに、長年にわたる精密な原子量測定がある(1865)。これは、水素がすべての元素の根本物質であるとするプラウトの仮説に終止符を打ち、その値は数十年間改定を加えられなかった。

[肱岡義人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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